20130531

●メディア情報のお知らせ (5/30 長野市民新聞)


 
5月30日発行の 『長野市民新聞』 に、
千歳の宮ねがい大絵馬の記事が大きく掲載されました。
 
大絵馬に描き込まれている方の人数は、5月29日の時点で279名。
そして二日後の今日、378名に達しました!
 
公開 原寸大下描きは、そろそろ終盤。
下描き完成予定日は6月5日です。
 
 
記:西澤純子
 
 
 


20130529

●05 - 背景の建物 描き込み完了

 
 
関東方面も梅雨入りしたようです。
本日も曇り時々雨の一日を迎えています。
 
昨日から2日かけて、背景となる建物関係の描き込みを行いました。
「南千歳町らしさ」を強調させることを狙い、建物も忠実に再現しようと試みています。
各場所は、秋祭り時に木遣奉納・休憩場所となった建物です。
写真は、奉納場所でもある「千歳の宮」です。
「すやり霞」と言われる、空間を区切る雲のシルエットとのバランスを考慮しながら、建物を丁寧に配置・描き込みました。
 
 
そして現在、描き込み完了人数は279人。
 
原寸大下描きの仕上がり予定は5月末。
残るところあと少しです。
 
 
記:OZ/尾頭/山口佳祐
 
 


20130526

●メディア情報のお知らせ (5/25 信濃毎日新聞)


 
5月25日発行の 『信濃毎日新聞』 に、
千歳の宮ねがい大絵馬の記事が大きく掲載されました。
 
 
そして本日、制作現場へ足を運んできました。
 
 
描き込まれている人々の表情は生き生きとしていて、
その数はすでに180名を超えているとのこと。
ひとりひとりが丁寧に描かれています。
 
公開制作はまだまだ続きます。
 
 
記:西澤純子

20130524

●04 - 男神輿 / 女神輿 描き込まれる

 
 
制作現場では、原寸大下描きへの描き込みが進んでいます。
本日の午前中、男神輿・女神輿の描き込みがほぼ完了しました。
 
南千歳町の女神輿は、昭和61年から始まり、その優雅な姿が特徴的です。
一方で、男神輿は歴史が古く、現在担がれている男神輿は平成7年に作られたもの。
重さは約500kgと大変大きな神輿です。
 
去年の秋祭りの際、神輿を準備されている町の方々を訪ねました。
暑い中、黙々と神輿を組むその姿が、とても印象的でした。

そんな私の記憶も含め、神輿を描き込みました。


日に日に人物が増えてゆき、「南千歳」らしさが少しずつ出てきたように感じます。
原寸大下描き制作は、さらに続きます。


記:OZ/尾頭/山口佳祐

20130520

●03 - 「千歳の宮」春祭り 行われる

 

清々しい朝を迎えた今日、
毎年恒例の、「千歳の宮」春祭りが執り行われました。

制作現場である公民館では朝から準備が進められ、辺りに太鼓の音が鳴り響くと共に祭りが始まりました。
祭典委員の皆様が新たに仕立てた半纏の「南」という字が、その場の雰囲気をぐっとしめているように感じました。

そんな今日は制作現場を見に来られる方々も多く、また、制作自体も順調に進んだ一日でした。

明日も制作を進めます。


記:OZ/尾頭/山口佳祐

●メディア情報のお知らせ (5/21 テレビ信州:ゆうがたGet!)


9月の奉納へ向けて制作中の 「千歳の宮」 ねがい大絵馬、
公開制作の様子が、以下のメディアで紹介される予定です。


●2013年5月21日(火) 16:30 ~ 17:53  生放送
●テレビ信州 『情報ガイド ゆうがた Get!』

当日は、絵師である OZ / 尾頭 / 山口佳祐 が取材を受けます。
ぜひご覧ください。


記:西澤純子

20130519

●02 - 写真解析と「神輿配置図」作成



原寸大下書きを進める上で、最も重要な「神輿配置図」。

はじめに、約3000枚の写真をすべて解析し、一人一枚ずつのシートを作成しました。
実際に神輿を運行した順路の場面毎に写真を分け、誰がどこにいたのかがわかるよう、細かく仕分けしてあります。
このシートは、参加された方々を把握する「名簿」として、また、描き込む際に大切な個々の表情や特徴を捉えることができるシートとして使用します。
枚数は約280枚。

これらのシートを用い、現在「神輿配置図」を作成中です。
この「神輿配置図」が仕上がりますと、いよいよ人物の描き込みがスタートします。


記:OZ/尾頭/山口佳祐

20130515

●01 - 公開原寸大下描き 始まる



昨年9月の秋祭り、大絵馬制作に向けて撮影班を組んで写真撮影をしました。
そのとき撮影した写真は約3000枚。
この写真を基に、写真解析を進めながら、A3サイズ程度の下書きを作成しました。
全体の雰囲気や配置をイメージできるような下書きを作り、現在、南千歳公民館内で、公開原寸大下書きを制作中です。

[大絵馬の詳細]
・寸法:縦120cm × 横180cm
・内容:平成24年度 「千歳の宮」秋祭り 神輿の様子
・素材:雇い実(やといざね)加工済み木材(予定)
・画材:アクリル系絵の具

2013年7月末まで公開制作が行われる予定です。
大絵馬の下書きから、本体となる板へと描き込まれていく過程をご覧いただける機会は貴重ですので、ぜひお立ち寄りください。


記:西澤純子



20130505

●南千歳町 「千歳の宮」


 南千歳町は、JR長野駅善光寺口から北に広がる玄関口で、ファッショナブルな店舗が建ち並び、長野市の中心市街地を代表する商店街に発展しました。
昭和30年代末から約20年にわたって大規模な区画整理事業が実施され、新しいまちに変貌を遂げました。

 現在の公民館横に鎮座する「千歳の宮」は、大正時代に建立されたお宮で、町のよりどころとして愛され続けています。

 また、戦時中近郷の出征兵士達は、「千歳の宮」に立ち寄り、「武運長久」を祈って戦場へ召集されていったと言われています。

 こうした町の発展や積み重ねられた歴史を経て、2013年9月に 「町制100周年」 を迎えることになりました。


     これまでの先人のご苦労を記念し、
    そしてこの先の更なる町の発展を「願い」、
    秋祭りの神輿奉納の様子を描いた大絵馬を
    「千歳の宮」へ奉納いたします。


●お問い合わせ先


「千歳の宮」 ねがい大絵馬奉納プロジェクトに関するお問い合わせは、以下の方法からお願いいたします。

●南千歳町100周年実行委員会

〒380-0823
長野県長野市南千歳1丁目6-1
南千歳町公民館

電 話 : 026-226-2732
メール : chitose.ema●gmail.com  (● を@に変えてご利用ください)

●絵馬とは何か



 絵馬はその字の如く、板などに馬の絵を描いて寺社仏閣に奉納したのが始まりであったといわれています。もともとは神社に神の乗り物である生きた馬を奉納していましたが、経済的な理由により生きた馬を奉納できないときに生馬の代わりに土製、木製の馬形や板に馬を描いた絵馬を奉納しました。

 現在、絵馬には馬だけでなく、さまざまな絵が描かれています。
このような傾向は室町時代から見られ、奉納する社寺に合わせ絵柄が描かれるようになりました。同時に芸術的価値を認め、有名な絵師に依頼して作成した大型の絵馬を寺社に奉納し、多くの参詣客にアピールするといった動きもみられました。
このような絵馬はその大きさから大絵馬と呼ばれます。

 江戸時代に入ると絵馬奉納の習俗は最盛期を迎えます。その後、近代・戦後と習俗の形態は変化しつつも、現在も絵馬文化は生きています。




●大絵馬に願いを


   ――― 今後さらなる展開が予想される長野市 ―――

 わたしたちには、過去・現在・そして未来へと時代を超えてつくられてきた、昔ながらの 「地域のちから」 があります。

 この度の大絵馬奉納プロジェクトを通し、多くの方々と 「町」 を再確認すると共に、ひとりひとりが願いをこめて大絵馬を完成させ、奉納することを望んでいます。






●絵師


 OZ / 尾頭 / 山口佳祐

 表現人 絵馬師


長野市出身、在住。
幼少期から創ることを好み、十代前半から制作活動を始める。
2001年からライブペイントを始め、即興性と場の特異性を追求。

人間と自然の関係における思想・文化・信仰を学び、「原始循環思想」を提唱。
その後の表現に大きな影響を与え続け、感覚は今も尚研ぎ澄まされ続けている。

一方で数多くの店舗内外装、展示会への企画や出展も行っている。
2011年には大絵馬 『御柱祭行列図』 を描き上げ、長野市の武井神社へ奉納。
絵馬師としても動き始める。

http://oz-te.com

絵師 OZ / 尾頭 / 山口佳祐






●制作日程・制作場所


大絵馬制作は、南千歳町公民館にて公開制作いたします。


●制作日程




●制作場所



●寄付金のお願い


大絵馬奉納への寄付金をお願いしております。

 「千歳の宮」ねがい大絵馬奉納プロジェクトの活動を応援していただける方からの寄付金をお願いしております。


寄付金は、大絵馬の材料費・制作費として使用させて頂きます。
専用の振込用紙、もしくは直接下記口座へお振込みください。

1万円以上の寄付をしていただいた方には、大絵馬の裏に名前を明記いたします。

 尚、南千歳町関係者は、町役員が対応いたします。



●寄付金振込方法