20130819

●17 - 額装の準備



記録的な暑さが続く今年の夏、長野市も例年より気温の高い日々が続きます。

南千歳町の公民館では、来月の大絵馬奉納に向け、
額装の準備が進められました。

大きな大絵馬をしっかりと包み込む額の色や厚み等を
近くから、遠くから眺めながら話し合い、
これで額の制作が始まります。

今後は、まもなく締め切られる寄付にご協力いただいた方々のお名前が
大絵馬の後ろへ描き込まれ、額装されて、9月14日の奉納日を迎えます。



いよいよあと3週間


まもなく、魂が宿ります




記:西澤純子




20130807

●16 - 筆納めを終えて




一週間前の7月31日。
 
筆納めを終え、「千歳の宮」ねがい大絵馬が完成致しました。
昨年9月に行った秋季例祭の撮影を含め、
約一年に渡る大絵馬の制作でした。
 
南千歳町町制100周年という大きな節目において、
私は絵師としてこの大絵馬を描けたことを、
とても誇りに思っております。
 
 
日々様々なことを感じ、学び、描き続けた数か月。
 
筆を走らせている間、多くの方々との交流・会話を通し、
「南千歳町」の町らしさや人間模様、
100年歩んだ歴史、そして、「願い」が、
筆先から大絵馬に注ぎ込まれたのではないかと感じております。
 
 
描き終えたその時から、大絵馬自身の歴史がはじまりました。
 
 
これから多くの方々と触れ合うであろうこの大絵馬に、
私は大きな期待と 「願い」 を抱いております。
 
 
今後、額装や裏側への名入れ等作業を経て、
914日、「千歳の宮」へ奉納致します。
 
 
大絵馬が私たちに与えてくれること。
それは、「地域のちから」そのものなのかもしれません。
 
 
記:OZ/尾頭/山口佳祐
 
 

20130802

●15 - 無事に完成致しました

平成25年7月31日水曜日、午後12時30分頃

「千歳の宮」ねがい大絵馬が、無事完成致しました。


多くの方々に支えていただき、想いの詰まった大絵馬。
絵師の尾頭氏が時間をかけて
一筆一筆、丁寧に描き込み、線を、色を重ねていきました。
その仕上がりは、本当に見事。

この大絵馬は、実際に昨年の秋祭りに参加した皆さんが、
その表情や半被までも細かく描かれていて、
躍動感があり、今にも動き出しそうな程。
ぜひいろいろな方に見ていただければと思います。


完成した大絵馬は、今年の秋祭り(9月14日11時~千歳の宮)の神事にて
正式に皆様へお披露目する予定です。

今後は、額職人に特注で額を作っていただき、額に入ります。

また、8月末には、1万円以上の寄付にご協力いただいた方のお名前を
大絵馬の裏へ明記する予定です。
こちらの寄付は8月25日まで受け付けておりますので、
ご協力いただける方は、こちらを覧ください。

大絵馬の公開は、
南千歳町調整100周年記念事業の神事が行われるまで、
今しばらくお待ちくださいませ。


記:西澤純子